上尾中央第二病院 薬剤部
薬剤師7名、事務員1名が在籍しています。(2019年8月現在)
調剤、医薬品・情報管理をはじめ病棟業務に至るまで多岐に渡り活躍しております。
外来はもちろん、各病棟には病棟担当薬剤師がおります。お薬に関する事は何でもお気軽にご相談下さい。よろこんで対応させて頂きます。
主な業務紹介
調剤
当院での外来処方は、基本的に院外処方を行っています。
当薬剤部では入院患者様の調剤(内服・外用、注射剤等)及び院内製剤を行っております。
■2018年度実績
- 入院内服処方せん枚数 1503枚/月
- 入院注射処方せん枚数 1621枚/月
- 透析外来処方せん枚数 177枚/月
医薬品管理
医薬品の購入・検品・供給・在庫管理・品質管理等を行っています。在庫管理は、数量管理を根底とし経済管理に於いても重要な要素となります。この為薬剤の特性や病院機能を理解し日々の管理業務を行っています。当院の医薬品倉庫は在庫管理システムにより適正に管理されています。
無菌製剤処理
高カロリー輸液の調製を、薬剤部内の無菌製剤室で行っています。
■2018年度実績
- 無菌製剤処理実施件数 209件/月
医薬品情報管理
医師や、他の医療スタッフへの情報提供の為、常に新しい情報を入手しています。入手した情報はそのまま提供するのではなく、内容を分析し、扱いやすいように加工して提供しています。毎月1回医薬品情報管理室より定期刊行物(DIニュース)を院内に配布し、情報発信を行っています。また、院内での教育活動(勉強会の講師)にも積極的に取り組んでいます。
薬剤管理指導業務
入院患者様やそのご家族に服薬指導を行っています。副作用のモニタリングなども行い、患者様の適切な薬物療法をサポートし、医療の質の向上に努めています。病棟担当薬剤師がベッドサイドにお伺いしております。お薬の事で疑問やご不安な事がございましたらお気軽にご相談下さい。ご家族の方からのご相談も随時対応しております。
※病棟担当薬剤師から入院(外来受診)される患者様にお願い
- 「お薬手帳」をご持参下さい。
- 飲み合わせ、重複、副作用のリスクを減らせます。
- 副作用歴、アレルギーなどの情報を伝えられます。
- ご自身の過去から現在までのお薬の情報を正確に伝えられます。
TDM(薬物血中濃度解析)
血液中の薬物の成分濃度を測定・解析を行い、薬剤の投与量、副作用の防止のための情報提供を行い、医師の適切な処方をサポートしています。
その他病棟業務
病棟では薬剤管理指導の他に、患者様の薬の配薬セット、病棟の定数配置薬剤の管理、持参薬の確認など様々な業務を行っています。医師や他のスタッフとの連携も強く、院内の薬剤関連業務に貢献しています。
チーム医療への参加
NST(栄養サポートチーム)・褥瘡対策チーム
上記チーム医療の一員として回診同行をはじめ多くの場面で専門性を発揮しています。
- NSTでの活躍例
患者様の栄養状態を改善・維持する為に、静脈・経腸栄養について適切な内容を検討しています。 - 褥瘡対策での活躍例
回診では実際に患者様の褥瘡を確認し、適切な外用剤、その使用方法などの提案を行っています。
ICT(感染制御チーム)
院内ラウンド、アンチバイオグラム作成、抗菌薬の適正使用推進等を行っています。さらに、近隣病院と合同カンファレンスでも重要な役割を担い、感染制御についての情報共有を行っています。
その他の活動
薬剤部内の勉強会(症例検討会)、カンファレンスや多職種向けの勉強会、医薬品安全使用のための研修会の実施なども積極的に取り組んでいます。
認定・専門薬剤師
知識や技量、経験を持つ薬剤師が在籍し、良質な医療・療養環境を提供する事に貢献しています。
- 認定実務実習指導薬剤師:2名
- 研修認定薬剤師:1名
- NST専門療法士:2名
- 漢方薬・生薬認定薬剤師:1名
学会発表実績
近年学会発表にも取り組み、当院ならではの発表を心がけています。
- 2016年
- 第18回日本褥瘡学会学術集会
口頭発表『経口プロスタサイクリン製剤の血流改善効果による難治性褥瘡改善例の考察』 - 2017年
- 日本病院薬剤師会 関東ブロック第47回学術大会
ポスター発表『療養病院における持参薬使用の実績評価と分析』 - 2018年
- 日本病院薬剤師会 関東ブロック第48回学術大会
ポスター発表『療養型病院におけるAUDとDOTを用いた抗菌薬使用量の評価』 - 2019年
- 日本病院薬剤師会 関東ブロック第49回学術大会
ポスター発表『当院のプレアボイド集計と今後の課題』
採用情報
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見学も随時承ります。ご希望の方は下記担当へお問い合わせ下さい。
上尾中央第二病院 薬剤部 担当:鮎川
TEL:048-781-1101(代表)